放射線生体影響に関する物理学、疫学、生物学の認識文化の比較分析

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社会調査:社会調査の概要

社会調査の概要

東日本大震災に伴う福島原発事故において、放射線被ばくをめぐり様々な科学者が異なる見解を発信し世論を混乱させる要因ともなりました。我々は、このような意見の相違は不可避であると認識している一方で、文系理系を超えた異分野の科学者間の相互理解と対話の不足が根底にあると考えています。社会調査グループでは、放射線が及ぼす生体影響および分野間コミュニケーションについての認識についてアンケートを用いた社会調査を行いました。そして、その結果を解析することで今後の分野間コミュニケーションと学際研究の在り方の提唱に繋げることを目的としています。アンケートは2017年度実施のプレアンケート、2018年度実施の本アンケート(準備中)の2段階に分けて行われました。